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2012年4月6日金曜日

ML110 G7 を 購入して

年度末ということも手伝って、NTT-X ストアで HP Proliant ML110 G7 を購入しました。新しい年度もはじまり、いろいろと準備が欠かせないところですが、サーバー機として使うつもりはさらさらなく、x86 サーバーを自作するよりお買い得。

つまりワークステーションとして使えれば OK なのです。UDIMM (Unbuffered DIMM) メモリが 4GB (2GB x 2) あれば、Windows 7 Professional をインストールしてデスクトップ マシンにすることも、Ubuntu をインストールしてファイルサーバーとしても使えそうです。Unbuffered ECC もそれほど高いわけでもなく、最大 16GB まで積めるし、CPU も E3-1240 あたりに換装すれば 4 コア 8 スレッドの世界が待っています。Pandaboard ES 用のビルド環境に使いたいところです。
スペックについては、"MADE IN TOKYO" とシャーシにあるので、本家の「日本語: HP ProLiant ML110 G7サーバー シリーズ概要-HP製品&サービス製品名」で簡単にスペックを確認することができます。

早速、Windows 7 Professional 64-Bit をインストールしてみました。特に問題なく進みましたが、デバイスマネージャーで確認すると、次の 2 つのドライバが見つかりません。Google で検索してみたところ、Windows Server 2008 X64 用のドライバをインストールするだけでよいみたいです。

オンボードのグラボ

結局、何もしないままインストールが終了したという感じです。これで本当にサーバー機なのかと思っていたら、やはりそうなのです。オンボードのグラボは表示が遅く、Windows Experience Index を見ると、グラフィックスの項目は 1.0 となっていました。エンターテイメントレベルではないのです。それではと思い、遊んでいるファン付きのグラフィック ボードを差し込んでみると、Web 上でいわれているようにまさに爆音状態。せっかくの静音マシンが台無しです。
Sandy Bridge の 低消費電力版 G530 というコスト パフォーマンスに優れた CPU が搭載されているだけに Intel HD2000/3000 クラスをオンボードで載せてほしかったところです。それほどゲームもしないので、3D 機能は不要なんです。
自作 PC からSAPPHIRE HD6450 1G DDR3 PCI-E を抜いて差し込むとグラフィックスの項目は 4.6 となり、遜色のないレベルになりました。このグラボはもう少し現役で使いたいので、新たにファンレスのグラボ(ASUS EN7600GS Silent/HTD/256M)を購入しました。PCIe x 1 のグラボの方が幸せになれるかもしれません。

サウンド

さすがサーバー機。サウンドカードが搭載されていません。データセンターへ行って、音楽聴きながらセッティングというわけにはいかないですよね。それともサウンドカードとの相性の問題なのでしょうか? USB タイプの PC音源の準備をすることにして、amazon で探して超激安本舗の USB アダプタ (USB 音源 7.1ch サウンド) USB-SHS2 を購入しました。これでパーソナル ワークステーション誕生です(笑)!

USB ポート

フロント側にある 4 つの USB ポートもなかなか便利です。リア側にも 4 つあるので合計で 8 ポートあることになります。マウスもキーボードも PC 音源もすべて USB ポートに差し込んで使っています。

これから楽しめそうな

G7 を購入したばかりなのに、G8 の発表(HP ProLiant Gen8 Announcement)がありましたね。G7 の機能拡張は、とり急ぎ CPU からということで、i3-2120 に換装する予定です。時間があれば iLO3 で遊んでもみたいですね。詳しい先人もいることですし。それではまた。

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